高家(たかべ)神社が
幻想的にライトアップ!
日本で唯一、料理の神様を祀る 南房総市 高家神社にて、「竹あかり」を開催します。
暖かい竹灯篭の光で照らされた手水舎で身を清めた後は、料理の神様にお参りへ。
本殿はもちろんですが、なにげない参道や階段、灯篭や供養碑なども、じっくり見てみましょう。昼間見る光景とは違い、新しい発見があるかも。
竹灯籠100本と鳥居を模した大型オブジェや千倉中学校3年生75名一人ひとりが作った竹灯籠は見ごたえ抜群。
期間内は毎日点灯しているので、ぜひ、お参りに来てみてはいかがでしょう。
<開催期間>
2023年12月9日(土)~2024年2月25日(日)
<点灯時間>
16時30分~21時30分 毎日点灯
<開催場所>
高家神社境内(南房総市千倉町南朝夷164)
< 主 催>
千倉地域づくり協議会「きずな」
< 後 援>
谷津区・(一社)南房総市観光協会
※ 天候、そのほか事情により点灯時間が変更となる場合がございます。
※夜間はお静かに、駐車場ではアイドリングストップにご協力をお願いいたします。
千倉地域づくり協議会の「高家学ぼう会部会」では高家神社境内に竹灯籠を設置し、冬の風物詩として多くの参拝者の目を楽しませています。
本年も「高家学ぼう会」の部会員と地元の谷津区の方々が中心となり竹灯篭の製作と設置が行われました。また、「南房総学」の一環として千倉中学校3年生75名一人ひとりが作った竹灯篭が参道両脇に加わり、千葉工業大学による鳥居を模した大型オブジェも階段に飾られ、昨年から更にパワーアップした「竹あかり」がお楽しみいただけます。たくさんのご来場をお待ちしております。
夜間にご来場の際はお静かに願います。駐車場ではアイドリングストップにご協力をお願いいたします。
高家神社とは
高家神社は日本で唯一の料理の神様である「磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)」を祀る神社です。
その歴史は古く、「日本書紀」にも記載があります。
日本書紀の第十二代景行天皇の条によると、天皇の御供である磐鹿六雁命が安房で獲った魚とはまぐりをなますにして天皇に差し上げたら、とてもよろこばれて、膳大伴部を賜った。これにより若狭の国、安房の国の長となった、とあります。
しかし、高家神社の所在は長らく不明でした。
今の場所で祀られるようになったのは、元和6年(西暦1620年)です。
現在の宮司の祖先となる高木吉右衛門が桜の木の下から、木像と二面の御神鏡を発見し、社を建てて祀ったとされています。
実際は、そのさらに200年後、御神鏡に「磐鹿六雁命」と記されていることが新たにわかり、文政2(1819年)に御神体が高家神社のものであったことが判明しました。